講談社
現代新書
創刊60周年

新書の体験価値とはなんだろう。
読むことでその知識を耕し、 ただ溜めていくのではなく、
一つの好奇心を新たな発見に変えていく自由な行為。
それは自分を新しくしていくことでもあるだろう。

新書の体験価値は、
様々なジャンルを体系立てて簡潔に読めること。
一冊の新書を扉にして、
様々な知識や価値観と出会うことができる。
それは自分とじっくり向き合う時間へとつながっていく。

もっと言うと、読んだものは薄れ忘れてしまうものだ。
それでもいい。
新たな好奇心がまた新たな関心あるテーマを出現させる。
そして新たに読むことで私たちは
日々アップデートしていく。

新書を読むことは、
あたらしくなること。

あらたむ。

60th Contents

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わたしの現代新書

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現代新書を知るためのトリビア10

About Gendai Shinsho

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Q1. 現代新書の最年少/最年長著者は?

最年少山野弘樹
独学の思考法

『独学の思考法』

(2022年、通巻2654)

274ヵ月

最年長中根千枝
タテ社会と現代日本

『タテ社会と現代日本』

(2019年、通巻2548)

9211ヵ月
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Q2. 現代新書でもっとも売れた本は?

『知的生活の方法』
知的生活の方法

渡部昇一

(1976年、通巻436)

累計製造1,191,700

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Q3. 現代新書でもっとも増刷されている本は?

『タテ社会の人間関係』
タテ社会の人間関係

中根千枝

(1967年、通巻105)

135

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Q4. 現代新書で多く執筆している主な著者は?

保阪正康11
池上 彰9
板坂 元9
加藤秀俊9
佐藤 優8
橋爪大三郎8
畑村洋太郎8

※共著、対談本、訳書などを含む。同数は五十音順で表記

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Q5. 現代新書でもっとも短い/長い本は?

短い本『美しい日本の私』
美しい日本の私

川端康成

(1969年、通巻180)

74ページ

長い本『現代米語コーパス辞典』
現代米語コーパス辞典

坂下 昇

(1983年、通巻678)

1203ページ

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Q6. 現代新書で発売後すぐに10万部を達成した本は?

発売6『学び続ける力』
学び続ける力

池上 彰

(2013年1月、通巻2188)

発売15『おどろきの中国』
おどろきの中国

橋爪大三郎×大澤真幸×宮台真司

(2013年2月、通巻2182)

発売28『未来の年表2』
未来の年表2

河合雅司

(2018年5月、通巻2475)

発売33『還暦からの底力』
還暦からの底力

出口治明

(2020年5月、通巻2568)

発売40『野心のすすめ』
野心のすすめ

林 真理子

(2013年4月、通巻2201)

一言メモ

この5冊のうち、『学び続ける力』『おどろきの中国』『野心のすすめ』の3冊は同じ2013年に刊行されました。
さらに2013年は3月発売の乙武洋匡『自分を愛する力』、5月発売の藤田伸二『騎手の一分』もベストセラーになり、5ヵ月連続で10万部達成という記録的な1年となりました。

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Q7. これまでに「新書大賞」受賞した現代新書は?

2008『生物と無生物のあいだ』
生物と無生物のあいだ

福岡伸一

(2007年5月、通巻1891)

2012『ふしぎなキリスト教』
ふしぎなキリスト教

橋爪大三郎×大澤真幸

(2011年5月、通巻2100)

2013『社会を変えるには』
社会を変えるには

小熊英二

(2013年4月、通巻2201)

2023『現代思想入門』
現代思想入門

千葉雅也

(2022年3月、通巻2653)

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Q8. 岩波、中公、現代新書の「新書御三家」すべてに執筆している主な著者は?

貝塚茂樹
論語
  • 『孔子』
    岩波新書、1951年など
  • 『史記』
    中公新書、1963年
  • 『論語』
    現代新書、1964年
河合隼雄
家族関係を考える
  • 『コンプレックス』
    岩波新書、1971年など
  • 『無意識の構造』
    中公新書、1977年
  • 『家族関係を考える』
    現代新書、1980年
野矢茂樹
無限論の教室
  • 『哲学の謎』
    現代新書、1996年
  • 『無限論の教室』
    現代新書、1998年
  • 『入門! 論理学』
    中公新書、2006年など
  • 『言語哲学がはじまる』
    岩波新書、2023年
宇野重規
民主主義とは何か
  • 『〈私〉時代デモクラシー』
    岩波新書、2010年など
  • 『保守主義とは何か』
    中公新書、2016年など
  • 『民主主義とは何か』
    現代新書、2020年
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Q9. 現代新書で「はじめての〜」がつくタイトルの本は何冊?

初出『はじめての朝鮮語』
はじめての朝鮮語

渡辺吉鎔

(1983年、通巻687)

最新『はじめての人類学』

はじめての人類学

奥野克巳

(2023年、通巻2718)

『はじめての』がつく全タイトル

『はじめての朝鮮語』(以下「はじめての」 省略)、『英会話』、『パソコン』、『構造主義』、『禅』、『現代数学』、『ジャズ』、『ヒアリング』、『クラシック』、『シンセサイザー』、『進化論』、『中国語』、『オペラ』、『ドイツ語』、『源氏物語』、『ロシア語』、『フランス語』、『インド哲学』、『スペイン語』、『ビジネス英会話』、『ラテン語』、『一眼レフ』、『ギリシア悲劇』、『イタリア語』、『アラビア語』、『死海写本』、『言語学』、『〈超ひも理論〉』、『金融工学』、『言語ゲーム』、『ポルトガル語』、『政治哲学』、『ヘーゲル「精神現象学」』、『カント「純粋理性批判」』、『認知療法』、『フッサール「現象学の理念」』、『森田療法』、『経済思想史』、『スピノザ』、『ヘーゲル「法の哲学」』、『プラトン』、『催眠術』、『クラシック音楽』、『人類学』

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Q10. 一冊における著者の人数(共同執筆者)が多い本は?

伊東俊太郎=編

『現代科学思想事典』

(1971年、通巻267)

120

現代科学思想事典
今村仁司=編

『現代思想を読む事典』

(1988年、通巻921)

50

現代思想を読む事典
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編集部員がおすすめする60冊

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講談社現代新書 創刊60周年記念 特別対談!
大澤真幸(社会学者)×千葉雅也(哲学者)
人生が変わる「教養」
混沌とした世界生きるために

Special

【講談社現代新書 創刊60周年記念 特別対談!】大澤真幸(社会学者)×千葉雅也(哲学者)「人生が変わる「教養」――混沌とした世界を生きるために」※配信あり

※アーカイブ配信は2024/5/20で終了しました。

講談社現代新書は創刊されてから60年のあいだ「教養新書」レーベルのひとつとして読まれてきましたが、新書の役割は時代とともに大きく変わってきました。そもそも「教養」なるものが指す中身も、60年前とは相当に変わってきているはずです。実用性(役に立つかどうか)が重要視される傾向は強くなり、それと同時に哲学・歴史・文学といった人文知の存在感は薄れているように感じられます。若い世代には、「教養」という言葉に押し付けがましさ、鬱陶しさを感じる人もいるでしょう。

しかし、先行きの見えない混沌とした時代では、逆説的に「人文知こそ実用的」だとも言えるはずです。いまこそ人文知を再定義(アップデート)し、いまの時代に求められる教養のあり方をゼロから考え直すときではないか?――そのために、人文知のトップランナーであり講談社現代新書のベストセラーを手がけてきた社会学者・大澤真幸さんと哲学者・千葉雅也さんのお二人をお招きして、特別対談を開催します。

領域横断的で自由な思考を展開されてきたお二人が考える、人文知のあるべき姿とは?そして、とりわけ若い人こそ人文知を身につけたほうが良いと考える理由とは?

刺激的な対話をお楽しみください。

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